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―第9回料理検定/第1回菓子検定― 2014年度受検者総数5072名に増加傾向 イベント
2014.07.11
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 辻調グループは、食についての深い教養や、専門知識を学ぶ「料理検定」と、お菓子に興味を持つ方々を対象にした検定制度「菓子検定」を2014年6月15日(日)に東京・大阪・名古屋の3拠点で実施し、この検定に合計5072名が受検した。
 とくに料理の知恵や知識を測る「料理検定」は、2008年から実施しており、受験者数が年々増加している。昨年12月、ユネスコ無形文化遺産に「和食:日本人の伝統的な食文化」が登録され、また2020年には東京でオリンピックの開催が決まり、今後、日本の食文化が海外からますます注目されることになる。第9回目を迎えた今回は、2868名が受検。受験の理由には、「普段の業務に役立てたい」、また健康を意識して「日常生活で活かしたい」などの意見が多く見受けられた。受検者数に関しては、2011年以降、増加の傾向にあり、食への関心が高まっている様子がうかがえる。

《料理検定受検者インタビュー》
Q. なぜ受検しようと思ったのですか
 ・調理器具家電メーカーに勤めていて、料理の知識を身につけたかった。(20代・男性)
 ・料理が好きで、仕事とは関係なく学んでみたかった。(20代・女性)
Q. この受検をどんなことに活かしたいですか
 ・食に関する仕事に就いているので、仕事で役立てたい。(40代・女性)
 ・食材に関する知識が増えたので、就職してから役に立つと思う。(10代・女性)
 ・日々の食事に注意を払いたい。今後も食について学んでいきたい。(60代・男性)

 また、「菓子検定3級」では、製菓の技能ではなく、身近な菓子についての基本的な知識が問われる。第1回目の実施となる今回は、プリン、ショートケーキ、クッキーなどの定番の菓子の成り立ちや名前の由来、つくり方や材料に関する初歩的な問題に加え、柏餅やおはぎ、ようかんなどの和菓子については、どのような行事や節句に関係するのかといった、周辺知識に関する問題も出題された。受検者からは、「お菓子を食べることが好き」といった意見が目立った中で、「今までお菓子に関する検定試験がなかったので、受検した」と菓子に関する検定を待ち望んでいた回答も挙がった。

《菓子検定受検者インタビュー》
Q. なぜ受検しようと思ったのですか
 ・洋菓子、和菓子ともに食べることが大好きだったので、受検したいと思った。(70代・男性)
 ・高校生の時は「料理検定」しかなく、お菓子に関する検定があればいいと思っていたので。(10代・女性)
Q. この受検をどんなことに活かしたいですか
 ・子供たちに安全なものを食べさせたい。ホームパーティーなどにも活かせると思った。(30代・女性)
 ・飲食系のアルバイトをしているので、そこで役立たせたい。(20代・女性)
 ・教育関係の仕事をしていて、子供たちにアドバイスできるように、自分自身も学びたかった。(40代・女性)

 なお、初開催となった今年の菓子検定受検者からの好評により、2015年度には、新たに「菓子検定2級」を実施することが決定した。次年度は、料理検定1~3級、菓子検定2~3級を2015年6月14日(日)に、東京・大阪・名古屋の3拠点で実施する予定だ。