全米最高峰の料理教育機関(CIA)副学長が講演
2015.04.13
全米で最高峰の料理教育機関として知られるThe Culinary Institute Of America(CIA)の副学長、グレッグ・ドルシャー氏が来日。2015年4月10日(金)に一般社団法人 日本のこころ Soul Of Japan(代表:力石寛夫氏)が主催したセミナー「アメリカの食大学 The Culinary Institute Of America(CIA)から食を学ぶ」の中で講演を行なった。
ドルシャー氏は、CIAの先端的な教育方法とその成果を具体例を挙げて解説。米国においてますます高まる健康への配慮と食の安全性を食業界全体で実現するには、料理人と生産者がしっかりと連携するとともに、それを次世代へ継承していくためのサスティナビリティ(持続可能性)が重要になると指摘した。
今回の来日に合わせて日本料理店や和の専門店を多く訪れたドルシャー氏は、日本の食の豊かさについても言及。とくに野菜を使った料理の仕立て方については、CIAで取り組んでいる野菜の調理法の研究にも参考になる点が多いと語った。さらに「だし」に象徴される日本料理ならではの味へのこだわりは世界の料理界を先導するものと高く評価。今後はCIAの3年~4年生の調理師育成コースに日本料理のプログラムを取り入れ、米国における正しい日本料理の普及に力を入れていく考えを表明した。
CIAでは毎年、さまざまなテーマで実施する料理の国際会議「World Of Flavor(WOF)」を開催しており、ドルシャー氏はその創始者。WOFは世界から一流の料理人やホスピタリティ産業関係者、ジャーナリストなどが一堂に会して技術研鑽や情報交換を行ない、常に料理の新しいトレンドを生み出す注目のイベントだ。今年もカリフォルニア州ナパバレーのカリフォルニア校で4月22日~24日の日程で開催予定で、日本の料理界からは生江史伸氏(レフェルヴェソンス)、長谷川在祐氏(神保町 傳)、中東久人氏(美山荘)が参加する。
The Culinary Institute Of America
http://www.ciachef.edu
ドルシャー氏は、CIAの先端的な教育方法とその成果を具体例を挙げて解説。米国においてますます高まる健康への配慮と食の安全性を食業界全体で実現するには、料理人と生産者がしっかりと連携するとともに、それを次世代へ継承していくためのサスティナビリティ(持続可能性)が重要になると指摘した。
今回の来日に合わせて日本料理店や和の専門店を多く訪れたドルシャー氏は、日本の食の豊かさについても言及。とくに野菜を使った料理の仕立て方については、CIAで取り組んでいる野菜の調理法の研究にも参考になる点が多いと語った。さらに「だし」に象徴される日本料理ならではの味へのこだわりは世界の料理界を先導するものと高く評価。今後はCIAの3年~4年生の調理師育成コースに日本料理のプログラムを取り入れ、米国における正しい日本料理の普及に力を入れていく考えを表明した。
CIAでは毎年、さまざまなテーマで実施する料理の国際会議「World Of Flavor(WOF)」を開催しており、ドルシャー氏はその創始者。WOFは世界から一流の料理人やホスピタリティ産業関係者、ジャーナリストなどが一堂に会して技術研鑽や情報交換を行ない、常に料理の新しいトレンドを生み出す注目のイベントだ。今年もカリフォルニア州ナパバレーのカリフォルニア校で4月22日~24日の日程で開催予定で、日本の料理界からは生江史伸氏(レフェルヴェソンス)、長谷川在祐氏(神保町 傳)、中東久人氏(美山荘)が参加する。
The Culinary Institute Of America
http://www.ciachef.edu