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RESTAURANT

バール エ オステリア オッジ (渋谷・恵比寿・代官山)

バル・バール・洋風居酒屋 
◎食事機能を付帯したバールで独自性を訴求

 「オステリア」とは食事色の強いイタリアの居酒屋のことである。このオステリアの機能とイタリアンバールとの融合を試み、ヒットを飛ばしているのが、東京・恵比寿の「バール エ オステリア オッジ(オッジ)」だ。店舗規模は17坪36席で、ゆったりと食事を楽しめるようにするため、客席はテーブル32席、カウンター4席とテーブル席を中心に構成。夜の客単価は3600円で、月商は450万円を売り上げている。
 経営母体の㈱ポジティブ&ブレインは東京都内を中心にイタリアン業態など10店を展開。オッジは同社の9号店にあたり、2010年6月にオープンしたが、同店店長の眞木孝明氏はその開発の経緯を次のように説明する。
「オッジの周辺にはすでに系列店のトラットリアとピッツェリアが店を構えていました。自社競合を避けるためにバールを業態のベースに据えましたが、恵比寿エリアにはバールの数が多い。そこでトラットリアをカジュアルダウンした機能を結びつけることで独自性を打ち出そうと考えました」
 フードはグランドメニュー30品前後、日替りメニュー15品前後を揃えるが、同店の特色が強く現れているのが日替りメニューである。1本180gのソーセージを豪快に盛りつけたエゾ豚の自家製ソーセージのグリル1200円、和牛をふんだんに用いた短角種和牛のラグーソース手打ちパスタ“パッパルデッレ”1480円(取材時)など、肉料理をはじめとしたボリューム感ある商品が充実している。

 

均一料金の前菜を揃えて2軒目利用も吸収

 一方のグランドメニューは前菜、フリット、パスタなどのカテゴリー別にイタリア料理の定番を中心とした品揃え。豚のテリーヌ、木の子のマリネなど、12品を揃える軽い前菜は350円均一で提供するなど、バールらしさを訴求することで2軒目利用も吸収している。
 アルコールの主力であるワインはグラス、デカンタが各9種類、ボトルが赤・白各15種類、スパークリング6種類を常備。グラスは480円~、ボトルは2000円台~3000円台の品揃えを厚くして値ごろ感を打ち出しており、夜のアルコール売上げ比率は40%で推移している。
 主客層は30代女性。平日は近隣のオフィスワーカー、週末は目的客を中心に集客しているが、「月商450万円はまだ物足りない数値」と眞木氏は言う。「月商500万円を突破することが目下の目標です。オープンから2年が過ぎてデータが十分に揃ってきたため、それを反映した新メニューを7月から導入することで、さらに集客を伸ばしていきたい」と眞木氏は説明する。

 

DATA

2012.10.02 現在
 
東京都渋谷区恵比寿4-9-5 ニュー恵比寿1F
TEL.03-6459-3683
営業時間:ランチ月~金11時30分~15時(L.O.14時30分)ディナー月~木17時30分~翌₀時(L.O.23時30分)(金・土はL.O.22時)
日曜定休(月曜祝日の場合は日曜営業、翌月曜休み) *2012年10月20日より改修につき一時閉店 
オープン:2010年3月
店舗規模:17坪36席
客単価:3600円
月商:450万円
原価率: 32%
アルコール売上げ比率: 40%
URL: http://www.oggi-ebisu.com/
 
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