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RESTAURANT

クリスチアノ(新宿・代々木・大久保)

ダイニング&バー 
◎「日本人に馴染みのある西洋料理」を売りに38席が予約で連日満席

 ポルトガルはごはんを主食とし、魚介を塩焼きで食すなど、欧州圏の中では日本に
近い食文化を持つ国である。こうした「日本人に馴染みやすい西洋料理」の特性を前面に打ち出し、大ヒットを飛ばしているのが、2010年12月に東京・代々木八幡にオープンしたポルトガル料理店「クリスチアノ」だ。25坪38席の店内は連日、予約のみで満席となる繁盛ぶりを見せ、客単価4300円で、1日の来客数は60~70人に達している。
 経営母体は㈱キュウプロジェクト。代表取締役の佐藤幸二氏は欧州各国で調理修業を重ねた後、日本で外食店の運営やコンサルティングなどを手がけた経験を持つ。「ポルトガル料理はイタリア料理やフランス料理などに比べると外食としての華やかさには欠けます。しかし、魚介や野菜をふんだんに用いた『カラダに優しい料理』が多いので、幅広い層から支持を得られるポテンシャルがある。競合も少ないですから、じっくりと支持層を広げ、息の長い店をつくることをめざしました」と佐藤氏は業態開発の経緯を説明する。
 クリスチアノの特色といえるのが豊富な商品構成だ。フードは100品前後を揃え、メニューは随時商品を入れ替える。にんじんとオレンジのポルトガルサラダ600円や茹で野菜のレモンオイル和え700円など、素朴な味わいの野菜料理は50品以上をラインアップ。また、ポルトガルではバカリャウ(干し鱈)をさまざまな料理に用いるが、クリスチアノでは店内に熟成庫を設けてバカリャウを自家製。バカリャウのコロッケ600円やバカリャウ・コン・ナタシュ(鱈のクリームグラタン)700円など、本場の味を再現したバカリャウ料理は10品前後を揃える。
 

 

微発泡性の白ワインも飲み口が軽くて人気

 一方、アルコールはワインが主力だが、その中で注目したいのがポルトガル産の白ワインであるヴィーニョ・ヴェルデだ。微発泡性があり、アルコール度数は9~12%。クリスチアノではグラス2種450円~、ボトル20種1800円~を揃えるが、飲み口の軽さからビール感覚で楽しむお客も多く、アルコール売上げの5割をヴィーニョ・ヴェルデが占める。これにより、アルコール売上げ比率も50%におよんでいる。
 クリスチアノは住宅街の一角に店を構えており、佐藤氏は「徐々に業績を伸ばしていくつもりだった」と話す。だが、開業直後から想定を上回る集客力を発揮し、多い日には50人以上の入店を断る状態が続いているという。「クリスチアノを多店化するつもりはありませんが、ポルトガル料理が広く支持を得られることがわかったため、年末にはポルトガル菓子を扱った洋菓子店を出店する予定です」と佐藤氏は説明する。

 

DATA

2013.03.08 現在
 
東京都渋谷区富ヶ谷1-51-10 1F
TEL.03-5790-0909
営業時間:18時~翌2時(L.O.翌0時、日曜・祝日は~翌0時〈L.O.23時〉)
月曜定休
オープン:2010年12月15日
店舗規模:25坪38席
客単価:4300円
月商:
原価率: -
アルコール売上げ比率: 50%
URL: -
 
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