ジョンティ(東京東部)
「ジョンティ」はアルザスの郷土料理を提供する、〝アルザス風ビストロ〟。「およそ10年前にワインの勉強のために訪れたアルザスに、一瞬にして惚れまして(笑)」というサービスを担当する富田裕之さんが営む店だ。
単品のメニューには、自家製のソーセージ1000円、ゆでたジャガイモに、フロマージュ・ブラン、生クリーム、エシャロット、ニンニクのコンフィの油などを混ぜ合わせたソースを添えた「ビブレスカス」1300円、パスタの一種で、トマトソースなどを合わせるというスパツル1000円、仔羊肩肉や鶏腿肉、ジャガイモ、タマネギを煮込んだベッケオフ2200円などアルザス料理約15品と、アルザス以外の料理約20品が並ぶ。中でも、豚スネ肉やベーコンと自家製のシュークルート(乳酸発酵させたキャベツ)、ジャガイモの煮込み料理「シュークルート」2000円と、薄くてパリパリのアルザス風ピッツァ「タルト・フランベ」1200円はお客の9割が注文するという。シュークルートは1200円、タルト・フランベは800円で1Bサイズも用意する。またシュークルートは、クリーム仕立ての魚バージョンも提供する。
提供するアルザス料理は、現地のワイン生産者から聞いた作り方をもとに、富田さんとシェフの榎高伸さんでルセットを固める。たとえばシュークルートは、アルザスではキャベツを塩漬けするだけだが、気候の問題か日本ではうまくできず、ドイツのザワークラウトの作り方を参考にビールを加える。このように、すべての料理に細かなアレンジを施している。ただ、「提供したいのは、豚肉、スパイス、果物をふんだんに使ったボリュームいっぱいのアルザスらしい料理。何をするにせよ、このアルザス料理らしさは守ります」と富田さんは話す。
DATA
TEL.03-5829-9971
営業時間:11時30分~14時(L.O.)(土・日曜12時~15時<L.O.>)、18時~22時(L.O.)(土・日曜18時~21時30分<L.O.>)
水曜定休
オープン:2009年5月
店舗規模:23坪28席
客単価:5500円
月商:-
原価率: -
アルコール売上げ比率: -
URL: -