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RESTAURANT

サンパ(東京西部)

フランス料理 
◎“記憶”に残る印象的な一皿を提案

 東京・荻窪駅からほど近い商店街の一角に構える「サンパ」は、田中督士(あつし)さんがオーナーシェフのビストロだ。田中さんは、調理師学校を卒業後、地元・北海道のフランス料理店で修業をはじめ、24歳の時に渡仏。星付きを含む数軒のレストランで2年間修業を積む。帰国後は、「独立をするなら1人で切り盛りできる小さな店を」という理想を胸に、都内のフランス料理店を中心にシェフとしての経験を重ね、2009年に独立を果たした。
 田中さんがめざすのは、「記憶に残る料理」。約40品のアラカルトは、ニンジンのグラッセを敷いたココットにフォワグラのポワレをのせ、カリカリに焼いたクランブルで蓋をした温前菜「フォワグラのクランブル」2400円や、サクサクのフイユタージュの上に豚の乳房・腎臓・肝臓のソテーを豪快に盛りつけた「内臓のタルト」2200円など、触感に変化を持たせて印象を高めた品が多い。一方、「どなたにも気軽に来店してほしい」とオーソドックスな「リエット」500円や「パテ・ド・カンパーニュ」800円、パスタなども用意している。
「ビジュアルでも印象に残る料理を心がけています」と話す田中さん。「季節のサラダ」1400円~は、冬はビーツ、イチゴ、ルバーブ、赤カブなどをたっぷりと盛り込み、フランボワーズヴィネガーのソースを合わせた〝赤のサラダ〟。夏はズッキーニやゴーヤ、ピーマンなどをバジルペーストのソースと合わせた“緑のサラダ”、秋はコリンキー(カボチャ)やカキを用いた〝橙のサラダ〟など、季節で内容を変える。
「これからも当店ならではの料理を作り続けます。そして今後は、アラカルト中心ですが、よりクオリティを高めたコースも常備していきたい」と話す。

 

 

DATA

2012.04.06 現在
 
東京都杉並区荻窪5-16-23 リリーベル荻窪地下1F
TEL.03-3220-2888
営業時間:12時~13時30分(L.O.)(平日のみ)、18時~23時30分(L.O.)
日曜定休、月1回連休
オープン:2009年1月
店舗規模:16坪26席
客単価:7000円
月商:-
原価率: -
アルコール売上げ比率: -
URL: -
 
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