Café&Rotisserie LA COCORICO(東京・上野・日本橋)
東京・上野に店を構える「Café&Rotisserie LA COCORICO(ラ・ココリコ)」上野店は、屋号が示すようにロティサリーチキンを看板商品に据えたカフェダイニングだ。経営母体は㈱RYコーポレーション。2006年に設立した同社は自社開発業態とフランチャイジーの両輪で年間3~5店のペースで出店を重ね、5年間で店数を18店まで伸張させた伸び盛りの外食企業である。
ラ・ココリコは自社開発業態の4号店として2011年3月にオープン。「上野店の料理長がフレンチ出身であるため、その技術を生かした業態を開発したいと考えていました。ただ、店は閑散としたオフィスエリアにあるホテルの1階に立地しています。目的客を呼び込める名物料理が必要と考え、鶏肉を豪快に丸焼きにするロティサリーチキンに着目しました」と同社代表取締役CEOの横山藤雄氏はその開発の経緯を説明する。
ロティサリーチキンはフル3308円、ハーフ1659円の2種類のサイズを用意する。鶏肉は朝びきにした鳥取県産大山鶏を毎日直送で仕入れる。通常はマリネ液に漬け込んで下味をつける料理だが、ラ・ココリコでは鶏肉そのものの旨みを生かすため、調理は塩のみで済ませる。専用のオーブンで40~50分かけて焼成するが、140℃の低温でじっくりと焼くことで肉はしっとりと、皮面はパリパリに仕上げている。
その他のフードはグランド32品、日替り約15品をラインアップ。600円台~900円台が中心価格帯で、カジュアルフレンチをコンセプトにした創意工夫に富んだ料理を充実させているのにも個性が光る。
バリエーション豊富なベルギービールが女性客に人気
一方、アルコールの柱になるのがドラフト3種類、ボトル14種類を揃えるベルギービールだ。「焼とりとビールの組合せが発想の原点。バリエーション豊富なべルギービールであれば、ビールがあまり得意じゃない女性にも好まれると考えました」と横山氏は言う。ディナーの客単価は4000円で、アルコール売上げ比率は40%を推移する。
店舗規模は39坪58席。震災直後のオープンのために当初は苦戦したが、ゴールデンウイークを過ぎると一気に客数が伸び、月商1300万円を売り上げる繁盛ぶりを見せる。
その勢いを駆って11年9月には東京・銀座に「TORATTORIA LA COCORICO」銀座店をオープン。同店はロティサリーチキンを看板商品としたトラットリアだが、こちらでも29坪50席の規模で月商1200万円を叩き出す集客力を発揮。12年3月には神奈川・横浜にラ・ココリコ3号店の出店も決定するなど、積極的な多店化に乗り出している。
DATA
TEL.03-5826-3571
営業時間:7時~23時30分
無休
オープン:2011年3月
店舗規模:39坪58席
客単価:4000円
月商:-
原価率: 31%
アルコール売上げ比率: 40%
URL: -