売上高は経営数値の中でも代表的なものの一つで、ある一定の期間に商品を販売した金額の合計をいう。
期間が1年間であれば年間売上高つまり年商、1ヵ月なら月商、1日なら日商と表現する。商売の結果を示す最もわかりやすい数字であり、その商売がうまくいっているかどうかを判断する最大のモノサシだが、飲食店ではこれを「売上高＝客数×客単価」と考える必要がある。
つまり、売上高を上げようという場合には、客数を増やすか、客単価を上げるか、どちらかの対策をとるということ。チェーン展開をしている場合には、客単価を上げるのではなく、店数を増やし、その結果として全体の客数を増やしていくことが、売上高を上げ企業規模を拡大していくことにつながる。