ある一定期間にお店を利用したお客の数。
売上高と並んで、最も多く使われる経営数値。客数が多いことは、それだけ人々の生活に対する影響度が大きいことを表し、チェーン展開をしている企業にとっては売上高以上に重要な指標といえる。店数が増えれば総体としての客数が増えるわけで、それこそが店を増やす目的。
客数は多くの場合、1日あたりの客数を問題にするが、これは時間帯に分けて把握することが大事。とくにランチタイムやディナータイムといったピークの時間帯にどれだけの客数があったか、その客数が増えているか、減っているかを掴むこと。
減っている場合は、近くに競合店ができたなどの外部要因によるのか、品質低下や提供時間の遅れといった内部要因によるのかを分析し、適切な対策を打つ必要がある。