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【カレイ】

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カレイはカレイ目カレイ科に属すが、さらに細かく分類されたツノガレイ、アカガレイ、マツカワ、オヒョウなどの各属に多くの品種が含まれる。


棲息域も広く、かつ深度は汽水から1000mの深海まで広範囲にまたがる。北海道から九州までの日本近海で40種類以上が漁獲される。

地方名が多く、場所によっては、一般的名称をほかの種につけている地方もある。
カレイ目ヒラメ科に属するヒラメの仲間の中にも、アラメガレイやメガレイのように「〜カレイ」の名がついていて、見分けにくいものがある。

ヒラメと同様、孵化後10日目前後までは目が頭の左右にひとつずつあり、背ビレを上にして泳ぐ。

ところが、体長10?前後に育つ頃から変態がはじまり、両目が上向きに定まると、目のある側の表面に色素が集まって褐色に変化し、反対側は白くなり、白い面を下にして砂や泥の海底に棲むようになる。

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