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白魚
【シラウオ】

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サケ目シラウオ科に属し、日本各地の汽水域に棲む。


サケやマスと同じ仲間で、その特徴である脂ビレを背ビレと尾ビレの間に持っている。頭が小さく、背ビレの直前が体高の最高点となるという、横から見ると少し変わった形の魚である。アユの幼生であるシラスと形が似ており、このように幼生期の姿を残したまま成熟する現象を幼形成熟という。

シラウオには、その他にイシカワシラウオ、アリアケシラウオ、アリアケヒメシラウオの3種類の近縁種がいる。イシカワシラウオはやや体が短く、青森から和歌山までの太平洋側の外海の沿岸域に棲み、シラウオ同様に食用にされる。
アリアケシラウオは、日本では有明海と諌早湾、そして朝鮮半島から中国北部に棲息し、アリアケヒメシラウオは有明海に注ぐ筑後川と緑川の淡水域にのみ棲息する。アリアケシラウオとアリアケヒメシラウオはどちらも絶滅危惧種である。

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