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調理用語集

海老芋・蝦芋
【エヒイモ,エビイモ】

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エビイモはサトイモの品種を特殊栽培したもの。サトイモ科サトイモ属の多年生草本である。


唐芋、および同系のメイモ(女芋)を特殊栽培して、子芋を湾曲させたものが、エビイモである。エビイモは、親芋を食用とせず、子芋と孫芋を利用する。全体に細長く、上部が太く、下部にいくほど細くなる。

エビイモは以前は京都の特産であったが、現在は品種保存のためにわずかに栽培している程度で、現在の主産地は、静岡県掛川市。ほかに、大阪府の一部と徳島県で栽培されている。

エビイモ栽培には生育期間が長くとれ、乾燥しないか灌水可能な壌土、砂質壌土が適している。畦幅と株間を広く取り(1・2×1m)、多肥栽培する。生育期間中に5〜6回土寄せをし、1株の子芋数を5〜6個に制限し、1個300g前後の湾曲してエビ状になった芋を収穫する。

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