UCC上島珈琲株式会社は、2025年4月1日出荷分から、業務用コーヒー製品の価格を改定する。UCCでは、高品質でおいしいコーヒーを安定してお届けするために、コスト削減や生産性向上はもとより、持続可能なコーヒー産業の実現に向けた様々な活動を推進している。しかし、世界的な需要増や、生産国での異常気象などの影響を受け、直近のコーヒー生豆国際相場（アラビカ種）は昨年12月におよそ半世紀ぶりに過去最高を記録、さらに今年1月に入ってからもその記録を更新し、ここ1年間では約2倍まで高騰しており、加えて、円安傾向やエネルギー高騰などがコーヒー調達価格をさらに底上げしている状況。
このような中、UCCは、家庭用レギュラーコーヒー製品、インスタントコーヒー製品の一部のメーカー出荷価格を3月1日出荷分から改定（実質店頭価格20～35％上昇想定）することを、昨年末、既に発表していたが、このたび、業務用コーヒー製品についても、4月1日出荷分から、メーカー出荷価格を改定する。このような状況下ではあるが、UCCは引き続き、高品質でおいしいコーヒーをお届けできるよう、より一層の企業努力を続けていく。

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