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開館20周年を迎え、新横浜ラーメン博物館が欧州進出を発表 企業動向
2014.03.07
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 新横浜ラーメン博物館は、3月6日(木)に開館20周年を迎えることを機に、開館当初から企業使命として掲げていた「日本の食文化としてのラーメンを世界に広げる」を実現するべく、10年以内をめどに欧州に進出することを発表した。
 今、日本で誕生したラーメンが、フランス、イギリス、ドイツ、アメリカなど世界各国で人気を得ている。これまでは、寿司や高級和食といった客単価の高い料理が日本食の代表とされてきたが、近年、日本の大衆食文化として、とくにラーメンに注目が集まるようになった。2013年、同館に訪れる訪日外国人客は15万人にまで達し、ラーメンを食べることを一つの目的に日本を訪れる外国人客も増えてきている。
 同館が進出先を欧州に定めた理由は、欧州はEU発足後、観光客数が堅調に伸びており、2012年度の世界観光客ランキングでトップのフランス(8200万人)を含め、トップ10のうち6ヵ国が入っている観光大陸であること。また、歴史のある大陸で、文化に対しての関心も高く、アニメなどの日本のサブカルチャーも浸透しており、日本の食文化としてのラーメンを広めるには最も適した場所だと判断したため。具体的な進出国に関しては現在調査中で、2年後をめどに具体的なプランに入っていくとのことだ。
 また、同館では今秋、展示ギャラリーをグローバルミュージアムとして全面リニューアル。多言語化はもちろんのこと、日本人が当たり前だと思っていることも外国人にとっては新鮮なことも多いため、グローバルな視点から展示構成をリニューアルする。

【DATA】
名称:新横浜ラーメン博物館
住所:神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21
開館日:1994年3月6日
総工費:35億円(内装費10億円)
総入場者数:2085万8421人(2014年1月現在)
1日来場者最高記録:1万185人(2000年5月5日)
これまでの出店店舗数:41店舗