㈱スパイスワークスは、4月2日（火）、東京・神楽坂に活オマールを筆頭に7 種以上のエビを楽しむことができるエビストロ「エビ殻荘」をオープンする。想定客単価は、7000円。
　日本人の海老好きは1970 年以降、高価な海老が大量に日本へ輸入されたことよりはじまる。一時期は、大国アメリカと並ぶ30t もの消費量とされ、その際の国民1人当たりの消費は年間3kgで世界第１位になると言われる。また、エビの種類は世界で約3000 種ある（農水省調べ）と言われるが、普段日本人が目にしているエビはほんの数種類。エビ殻荘では、エビ好きのために、一般的なエビをはじめ、おいしくて、普段あまり目にすることのできないエビを探し出して提供する。
　その一つが団扇海老（うちわえび）を使った「団扇海老のカッポンマーグロのひと皿」だ。団扇海老は、供給が安定しないエビ。それをイタリア・リグーリア州の伝統料理で“サラダの王様”と言われるカッポンマーグロに仕立てる。濃厚な甘みと旨みがあり、伊勢海老のような味わいを持つ団扇海老を蒸すことで余すことなく楽しむことのできる一品だ。この他にも料理は、刺身、蒸す、炭火、煮込み、焼く、揚げる……と、素材を活かしたさまざまな調理法で用意する。
　人気のロブスター（仏語名：オマール）は 、カナダ・クリアウォーター社のカナディアンオマールを使用。クリアウォーター社は、世界最大の活ロブスター輸出会社・活ロブスター空輸会社で、独自開発のドライ・バウンド・システムにより、健康で長い生命力を持つ最上質のロブスターを無添加で新鮮なまま味わうことができる。

【メニューの一例】
・オマール海老の炭火焼　2980円
生きたオマールを生簀から取り上げて調理。炭火の独特の香りとエビの香ばしさは、エビ殻荘おすすめの一品。
・オマール海老のグラタン　2980円
フランスの古典的な調理法、テルミドール。王道の味わい。
・オマール海老の豆鼓炒め　2980円
オマール海老を殻ごとバシバシ叩いて豆鼓で炒めた、遊び心のあるオリエンタルテイスト。ちょっとしたお楽しみも用意……
・車海老とアボカドのタルタル 熟成バルサミコソース　880円
エビとアボカドという定番の組合せでつくるタルタル。バルサミコの甘酸っぱさがアクセント。
・赤海老のカルパッチョ ラビゴットソース　880円
エビ殻荘というからには、エビでカルパッチョを。細かく刻んだ野菜とシェリービネガーのソースで味わってもらう。頭はしゃぶってよし！焼いてよし!! と余すことなく楽しむことができる。
・あみ海老と帆立貝のフリット レモンを添えて　1200円
意外なおいしさに驚きが。
―エビ以外も充実―
・産地直送 生牡蠣　時価
・ダルマ鮪の筒切り炭火焼　特製ジンジャーソース　1400円
・水ダコのガリシア風　880円

【DATA】
店名：エビ殻荘
住所：新宿区神楽坂3-2　大宗第5ビル
営業時間：月～木・土17時～24時、金17時～翌2時、日17時～23時
定休日：無休
電話：03-6228-1513
席数：68席