ネスレ日本株式会社は、朝食の重要性、コーヒーと健康の関連性に関するウェビナーを開催した。脳科学研究の川島先生は、脳活動におけるバランスの良い朝食の摂取を提案した。
神経細胞においてブドウ糖が重要なエネルギー源であった。しかし、最近の研究ではブドウ糖のみの摂取ではなく、不足しがちなリジンをはじめバランスの良い食事を継続することが運動能力や勉強、ひいては収入までに影響してくると説明した。
　コーヒーと健康の研究を行っている福島先生は、認知機能向上が見込めるコーヒーや麦芽飲料を朝食とともに飲むことを提案した。これは、バランスの良い食事にコーヒーまたは麦芽飲料を摂取することで、さらに認知機能が向上すると最近の研究で分かったからだ。
　特にカフェインは、EFSA（欧州食品安全機関）による「認知機能に関する成分の評価」で正式に認定されており、その効果が注目されていると話した。そしてカフェインは１日あたり5杯程度の摂取なら問題ないとし、そのうえで脳卒中、2型糖尿病、認知症、自殺・うつ等の発生リスクを抑える効果があると解説した。
　ネスレ日本株式会社は、「３Coffee a Day」を掲げている。

■ネスレ日本株式会社HP
https://nestle.jp/brand/nescafe/nescafe3bai/index.html