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三重県知事鈴木英敬氏×パティシエ辻口博啓氏が三重食材でスイーツを開発 新メニュー
2013.03.26
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 一流パティシエの辻口博啓氏が、三重県農林水産部フードイノベーション課による「平成24年度三重県農林水産資源スイーツ新素材展開事業」に選定され、「癒し」と「食」をテーマとする複合温泉リゾート施設「アクアイグニス」にて“三重県食材を用いた新たなスイーツ”の商品開発に取り組むこととなった。3月28日(木)には記者発表・試食会を予定しており、新商品とレシピが発表される。
 新商品は、三重県内の生産者数十社から提供された食材のさまざまな可能性を調査し、開発を経て、その中から3品が商品化されることに。1品目の「温州みかんのプティガトー」は、外皮も中の皮も柔らかく食べやすくて豊かな甘みとほどよい酸味がある三温州みかん(産地:南伊勢)を使用した生菓子。2品目の「マイヤーレモンのパウンドケーキ」のマイヤーレモン(産地:紀宝町)は、オレンジとレモンの自然交雑で誕生した品種で、糖度が高く甘酸っぱい。イチゴと組み合わせてバランスのよい一品に仕上げている。3品目は、「伊勢エビのパイ」。年間水揚げ量約200tを誇る三重ブランド認定品である伊勢エビの香りが上品なサクッとしたパイとクロカンの組合せとなっている。
 なお、この伊勢エビのパイは、伊勢神宮の式年遷宮奉納菓子として開発。今年は社殿を造り替える20年に一度の大祭「式年遷宮」で、4月11日には辻口氏と伊勢市長が奉納する予定だ。また、近畿日本鉄道沿線の宇治山田駅、難波駅、鶴橋駅、名古屋駅、四日市駅、松阪駅など、駅構内にて販売をする。