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辻調塾 in 代官山 蔦屋書店「今だから、辻静雄の話をしよう!」第1回開催 イベント
2013.07.16
 調理師専門学校の辻調グループ創設者であり、フランス料理研究家の辻静雄氏生誕80周年である今年2013年、復刊ドットコムと代官山 蔦屋書店の料理書復刊プロジェクトの第1弾として、著作「辻静雄ライブラリー」(全7巻)の復刊・発売が決定した。辻氏が日本に本物のフランス料理を紹介し、世界に日本料理を紹介したことは、日本人の「食」を豊かに、喜びに満ちたものにした。この全7巻は、没後20年の今あらためて辻氏を知り、その考えに触れることのできるラインナップとなっている。
 この辻静雄ライブラリーの復刊を記念し、2013年8月8日~2014年2月上旬まで、毎月1回の計7回にわたり、トークイベント「辻調塾 in 代官山 蔦屋書店『今だから、辻静雄の話をしよう!』」を開催する。第1回は、8月8日(木)19時~代官山 蔦谷書店にて、辻調グループ代表・辻芳樹氏と著述家の湯山玲子氏がスピーカーとして登場し、辻静雄ライブラリーの第1巻「フランス料理の手帖」(1973年初版)を紐解きながら、辻静雄氏の世界を語る。

【料理本の名著の復刊するプロジェクトとは】
代官山 蔦屋書店・料理フロアと復刊ドットコム(絶版品切れ本のリクエストサイト)による料理本の名著の復刊をめざす共同プロジェクト。代官山 蔦屋書店・料理フロアで復刊リクエストの投票とともに、復刊ドットコムに寄せられた復刊リクエスト投票結果により復刊希望の多いものから、料理本の名著の復刊に取り組んでいく。
URL:http://tsite.jp/daikanyama/ec/tsutaya/index.php?main_page=addon&module=mt_pages&page=fukkan (代官山 蔦屋書店×復刊ドットコム ~絶版・品切れになった書籍を投票により復刊!~)

【『辻静雄ライブラリー』復刊記念トークイベント 第1回 辻調塾 in 代官山 蔦屋書店 「今だから、辻静雄の話をしよう!」の概要】
日時:2013年8月8日(木)19時~20時30分
場所:代官山 蔦屋書店 1号館1F 総合カウンター前(〒150-0033渋谷区猿楽町17-5)
出席者:辻調グループ代表・辻芳樹、著述家・湯山玲子
主催:代官山 蔦屋書店 料理フロア
後援:辻調グループ、復刊ドットコム
定員:先着60名
条件:参加費1500円 または、 7月20日(土)発売の書籍「フランス料理の手帖」(税込み価格1995円、復刊ドットコム刊)を代官山 蔦屋書店にて予約・購入したお客様。 ※1人1枚限り
参加方法:
1)代官山 蔦屋書店 店頭 3号館1階レジ
2)オンラインストア http://tsite.jp/daikanyama/ec/tsutaya/3025/
3)電話受付 03-3770-2525(代官山 蔦屋書店3号館1階 料理フロア)
備考:7月20日の「フランス料理の手帖」発売日以前に申し込む場合、店頭申込みの際に、 参加費か本の代金(1995円)を支払うと予約券を受け取ることができる。

■辻静雄ライブラリー第1巻「フランス料理の手帖」について
書名:フランス料理の手帖
著者:辻静雄
定価:1995円(1900円+税)
ページ数:304ページ
発売日:2013年7月20日復刊(1973年初版)
《内容紹介》
異文化としてのフランス料理の枠組みを明らかにし、メニューと料理の注文、チップ、ワイン、チーズ、器、食卓の音楽など、その楽しみ方を愉楽あふれる筆致で綴ったエッセイ。優れたフランス料理入門書であると同時に、おいしいとは、そして味が分かるとはどういうことなのか、あらためて食べることの意味を問いかける。<解説・辻芳樹>

■辻静雄(つじ しずお)
1933年、東京生まれ。1993年逝去(享年60歳)。辻調グループの創設者であり、フランス料理研究者。1957年早稲田大学を卒業後に「大阪読売新聞」記者を経て、フランス料理研究家に転身。1960年大阪阿倍野に辻調理師学校を設立し、校長となる。ヨーロッパに幾度も足を運び、料理への理解と文献に基づく研究を深めるとともに、多くの料理人と親交を結ぶ。1972年フランス政府より「M.O.F.(Meilleurs Ouvriers de France)」の名誉賞を外国人として初めて授与される。1980年にはフランス、ローヌ県にフランス校を開校、徹底的に現地で本場のフランス料理を学ばせる課程を設けた。国内においては専門分野に特化した課程を増やし、専門化・多様化する時代のニーズに即した人材を輩出。辻調グループは開校以来、今日までに13万人以上の卒業生を送り出している。辻静雄はフランス料理に関わる文献の世界有数の収集家としても知られ、文献研究の成果を大著「フランス料理研究」をはじめとする数々の出版物の形で世に送り出した。また、エッセイや翻訳、対談などを通して、料理技術にとどまらずヨーロッパの豊かな食文化を日本に伝えた。

■第1回 辻調塾 in 代官山 蔦屋書店 スピーカー
辻 芳樹(つじ よしき)
学校法人 辻料理学館 辻調理師専門学校 理事長・校長。辻調グループ代表。1964年大阪府出身。1993年学校法人辻料理学館理事長、辻調理師専門学校 校長に就任。ヨーロッパ、アメリカの食の最前線を調査研究し、その成果をプロの料理人育成に生かしている。2000年主要国首脳会議(九州・沖縄サミット)にて首脳 晩餐会料理監修。2004年内閣官房長官知的財産戦略本部コンテンツ専門調査委員に就任。日本料理アカデミー西日本代表理事や食文化推進懇談会委員などを務め、日本の食文化の海外発信にも積極的に取り組んでいる。著書に「美食のテクノロジー」(文藝春秋)、「料理の仕事がしたい」(岩波ジュニア新書)、「美食進化論」(共著、晶文社)。

湯山玲子(ゆやま れいこ)
著述家、ディレクター。SWITCH等を中心に雑誌編集に関わった後現職。著作に「女ひとり寿司」(幻冬舎文庫)、「クラブカルチャー!」(毎日新聞出版局)、「女装する女」(新潮新書)、「四十路越え!」(ワニブックス)、「ビッチの触り方」(飛鳥新社)、上野千鶴子との共著「快楽上等! 3.11以降を生きる」(幻冬舎)、近著に「ベルばら手帖 マンガの金字塔をオトナ読み」(マガジンハウス)など。女性誌の連載多数。坂本龍一氏との対談を雑誌「ゲーテ」に連載中。㈲ホウ71取締役。クラシック音楽のイベント「爆クラ」主宰。

【全7巻 復刊予定とイベント予定】
第1巻「フランス料理の手帖」(7月20日発売)
※トークイベント、8月8日実施 <スピーカー:辻調グループ代表・辻芳樹、著述家・湯山玲子>

第2巻「うまいもの辞典」(8月20日発売)
※トークイベント、9月15日実施 <スピーカー:ル・マンジュ・トゥー シェフ・谷昇、「料理通信」編集長:君島佐和子>

第3巻「エスコフィエ」(9月20日発売)
※トークイベント、10月上旬予定

第4巻「舌の世界史」(10月20日発売)
※トークイベント、11月7日実施 <スピーカー:作家・大岡玲>

第5巻「フランス料理を築いた人びと」(11月20日発売)
※トークイベント、12月上旬予定

第6巻「料理人の休日」(12月20日発売)
※トークイベント、2014年1月上旬予定

第7巻「料理に『究極』なし」(2014年1月20日発売)
※トークイベント、2014年2月上旬予定

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