Follow us!

Facebook Twitter
TOP > ニュース一覧 > 詳細記事

NEWS

イベリコ豚は自社輸入。「スペイン食堂 マル イ ティエラ」兵庫・西宮にオープン ニューオープン
2013.10.22
 ㈱メイセイトレーディングは、兵庫県・西宮に「スペイン食堂 マル イ ティエラ」を10月19日(土)オープンした。店名は、「マル=海、ティエラ=大地」というスペイン語で、主に関西で獲れる海の幸、スペイン名物のイベリコ豚料理、ワイン、地ビールなどが同時に楽しめる業態を表現している。店は、JR西宮駅南口からすぐの露地を入ったところに立地。外観はスペインの古い建物をイメージし、レンガをぎっしりと積み上げて重厚な金網と組み合わせたデザインで存在感を醸し出している。また内装は、ワイン蔵をテーマに、椅子や照明器具など細部にまでこだわった造りだ。
 ㈱メイセイトレーディングは、主にスペイン、メキシコ、アジア圏からの食品輸入を行ない、国内のニーズに合わせて現地での原料開発や商品開発を得意とする商社。スペイン産のイベリコ豚は、2004年の輸入解禁当時から自社輸入している。そのため今回の店では、36ヵ月熟成のイベリコ豚(ベジョータ)の生ハムをMサイズ(30g)720円、Lサイズ(50g)980円とリーズナブルな価格で提供。直輸入のイベリコ豚のドライソーセージ、チョリソ、サルチチョン、ロモといった種類豊富な加工肉も楽しむことができる。
 イベリコ豚は、メイン料理にも使用。「イベリコ豚の肩ロースとソーセージの赤ワイン煮込み バルデオンチーズソース」「塩漬けイベリコ豚三枚肉の香草パン粉焼き」「イベリコ ロースのロースト」は、同店の3大看板メニューとなっている。
 タパスには明石タコや丹波地鶏を、トルティージャには兵庫県産の銘柄卵「赤玉のアン」を使用。この他、店内の窯で焼き上げる自家製生地のスペイン風ピザ「コカ」と手づくりパン、スペイン定番のパエリアは魚介類たっぷりの「魚介類の特製パエリア」、カタルーニャ地方のショートパスタ「フィデワ」とイカ墨を合わせた特製パエリアなど、スペインの食文化を伝えるメニューを多数揃える。
 ドリンクも、スペインらしいラインナップ。たとえば、小麦のアロマとバナナ、柑橘、スパイスの味わいが特徴のスペイン産ビール「ヒスベルガトリゴ」は、同社が現地で見つけ、独自輸入しているもの。シェリー、カタルーニャ地方のスパークリングワイン「カヴァ」、スペインのオーガニックワイン1本2800円~6800円なども揃う。
 店長兼シェフの東 隼人氏は、「いま流行りのバールではなく、『マル イ ティエラ』はスペインのタベルナ(食堂)。できるだけ本場に近づけた料理と空間をご用意しています」と話す。

【DATA】
店名:スペイン食堂 マル イ ティエラ
住所:兵庫県西宮市池田町9-29
電話:0798-78-2948
営業時間:17時~24時(23時L.O.)、土・祝日16時~24時(23時L.O.)
定休日:日曜
店舗規模:約43坪44席(1F14席、2F30席)、完全禁煙
URL:http://www.marytierra.jp/
一覧に戻る