姫路市では一大プロジェクトとして、大阪城、清水寺に並ぶ“平成の大改修”姫路城の大修理を含む、JR姫路駅の全面改装を中心に駅周辺の地区整備事業が決定され、1988年から段階を踏んで開発が進められてきた。その最終章として、グランフェスタ北館に配置する「姫路のれん街」が7月26日（土）にオープンする。
　姫路のれん街は、4店の飲食店から成り、ふと懐かしさを感じる横丁のような商店街となっている。地元で人気の炭串焼きをメインとする居酒屋『まるまさ家』、生姜醤油入りのだしで煮込む姫路おでんを提供する『おでんと串カツ　姫路のお店』、西日本最大のラーメンイベント「ラーメンEXPO」で提供杯数日本一など数々の受賞歴を持つ「麺屋　宋」の関西初出店となる『三ツ星餃子と匠の麺処　ガンガングビグビ本舗　produced　by　麺屋宗』、一年中生牡蠣を味わうことのできる『姫路かきセンター』と、個性的な店舗が揃った。
　なお、姫路市役所の統計をみると、平成23年度の姫路市の総入込客数は897万人で、前年度に比べ、105万1千人増加(13.3％増)となっている。要因は、平成23年3月にオープンした姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺」の集客効果により、姫路城の年間登閣者数が61万1千人となり、平成22年度と比べ15万3千人増加（33.4％増）、また「B-1グランプリin姫路」の開催などが挙げられる。

【DATA】
店名：姫路のれん街
住所：姫路市駅前町363番地1　新フェスタビル1階（北館）
営業時間：11時～23時（各店舗に準じる）
定休日：無休