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とかち小麦ヌーヴォー東京イベントが9月28日、青山・国連大学前広場で開催! イベント
2014.09.22
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 9月28日(日)、「とかち小麦ヌーヴォー東京イベント」が、青山・国連大学前広場「ファーマーズマーケット」内で開催される。主催は、アグリシステム㈱。新進気鋭の若手パン職人が、今年の8月にとれたばかりの小麦を使い、国産小麦にふさわしい「日本のパン」を提案する。
 とかち小麦ヌーヴォーとは、ボジョレヌーヴォーのように今年の小麦のできぐあいをいち早く味わい、収穫の喜びを分かち合う意味から名づけられた。本来、収穫されたばかりの小麦がすぐにパンになることはなく、製粉された小麦粉は数週間~数ヵ月に及ぶエイジング=熟成期間がおかれる。酵素活性を弱め、パンをつくりやすくすることが目的だが、一方で挽きたての風味は薄れていく。小麦の香りをそのまま食卓に届けるため、挽きたての小麦粉でパンづくりに挑戦するのが今回のイベントだ。
 小麦は、それぞれの品種に特徴があり、土地、栽培方法によっても、風味やふくらみ方が変わる。今年の小麦の個性をどのように表現するのか。シェフによる競い合いを目の当たりにできるのが本イベント最大の楽しみとなっている。
 主催のアグリシステムは、北海道・十勝に本拠を置く製粉メーカーで、契約栽培、農家から直接届けられた原料で小麦粉をつくる。ロッドごとに全てナンバリングし、生産者名だけではなく、栽培方法(肥料や農薬を何回与えたか)までを記録している。また、石臼をゆっくりまわす「石臼方式」、石臼挽きに近い状態に挽くことのできる昔ながらの粉砕型製粉をヒントにした独自の「麦の風方式」による製粉を採用。えぐみのある表面1層のみを削りとり、栄養価も風味も高いふすまの部分を残した全粒粉を提供することにこだわりを持つなど、先端的な取り組みが評価され、多くのパン職人からも信頼を得ている。
 なお、12時半より(12時開場)会場内でトークショーが行なわれる。出演は、小麦ヌーヴォーの提唱者である365日の杉窪章匡シェフ、アグリシステム伊藤英拓専務、パンラボ池田浩明。北海道より小麦生産者、その他特別ゲストも招聘される。種まきから収穫までの流れの紹介や、製粉の実演など、小麦を知るための得難い機会となる。

【参加決定店舗】
・365日(東京)
・ダンディゾン(東京)
・カタネベーカリー(東京)
・ル・ルソール(東京)
・ヨシダベーカリー(東京)
・チクテベーカリー(東京)
・セテュヌ・ボンニデー(川崎)
・テーラ・テール(名古屋)
・パンデュース(大阪)
・パンストック(福岡)
・ブルージャム(福岡)

【とかち小麦ヌーヴォー東京イベント】
日時:2014年9月28日(日) 10時~16時
場所:青山ファーマーズマーケット(http://farmersmarkets.jp/